沖縄の海域の磯魚で最もおいしいとされている魚で、沖縄の海域だけでも40種類以上もいます。いずれもその白身の肉、その味のよさからとても人気があり、よって値段も高くなっています。種類や大きさによって料理の仕方は変りますが、魚汁、煮付け、刺身にするとおいしく頂けます。また、母乳の出がよくなるといわれ出産後の母親の栄養補給にもいいとされていました。
県魚にも指定されている沖縄を代表する魚です。1年中獲れる魚で、8種類のグルクンがいますが、量的に最も多いのがカブクヮヤー(たかさご)で、次いでウクー(くまささはなむろ)、そしてヒラ(ささむろ)の順になります。料理としては、白身魚で刺身、塩焼き、かまぼこ、特にから揚げは頭から尻尾までとてもおいしく頂けます。
春から秋にかけての魚で、大型ものは 80cm前後にもなります。タマンはひかりを嫌うといわれ、近くに街灯などの人工灯があると近づいてこないといわれています。また、沖縄でおいしい磯魚の御三家(ミーバイ、マクブー、タマン)のひとつにもなっており、刺身、魚汁など各種料理でおいしく頂けます。
地方によって呼び名はさまざまで、沖縄でもヒューヌイユやフーヌイユとも呼ばれています。3〜6月と9〜11月に比較的多く獲れるため、その価格はあまり高くありません。料理としては身が淡白であるので、バター焼きやフライにするとおいしく頂けます。ハワイでは、マヒマヒステーキとして、名物料理のひとつになっています。
熱帯海域で数多く生息し、沖縄の海域でもいろいろな種類が見られます。オス、メスによっても色彩が異なり、一般的にはオスが青または緑色をしているのに対し、メスは赤っぽい色をしています。料理としては、刺身や寿司ネタとしてよく使われていて、酢みそであえて食べてもおいしいものです。
体全体が可動性のあるトゲでおおわれています。そのトゲの数は種類によって異なりますが1000本まではいきません。沖縄の漁協市場で最も多いのがトゥーアバサー(いしがきふぐ)で延縄で釣れたもの、次いでイノー内でとれるイノーアバサーまたはイシアバサーがきます。料理ではミーバイ汁、イカのスミ汁と共にアバサー汁は沖縄の名物高級魚汁になります。
暖かい海のサンゴ礁や岩礁域で見られ、ベラの仲間では最も大きくなり、全長2m、体重200kg近くに成長します。前頭部がこぶ状にでっぱり、その形がナポレオンの帽子の形に似ていることが名前の由来といわれています。和名は幼魚のうちは目元にメガネのつるのような黒い模様があるために「メガネモチノウオ」といわれています。
日本の食文化には欠かせないマグロの刺身。最高級刺身になるクロマグロ、高級刺身になるメバチマグロ、一般的なキハダマグロなど種類もいろいろあります。クロマグロは5〜6月ごろ沖縄海域で産卵して、それから北上して日本沿岸を回遊します。それで沖縄の港には多くのマグロが水揚げされ、日本の生マグロの主産地にもなっています。
沖縄県内のカツオ漁業は4月〜10月がシーズンです。沖縄の西側東シナ海に黒潮暖流が流れていて、その流れと密接な関係を保ちながら回遊しています。そのため、沖縄から日本沿岸に北上していくため、早い時期に初カツオを味わうことができます。沖縄近海のカツオは"カツオブシ"の原料として最適な品質をそなえています。
カジキはマカジキ科、メカジキ科の総称でマグロカジキと呼ばれますがマグロの仲間ではありません。カジキにはマカジキ、メカジキ、バショウカジキや特に500kgに達するクロカワカジキ、シロカワカジキなどの種類があります。温帯から熱帯の海域にすむ暖流性の魚です。