沖縄のきれいな海と太陽の下で育った「海ぶどう」は、その鮮やかなグリーンの色あいと不思議な食感など、その魅力はまさに沖縄の海の恵み! 沖縄本島、宮古島、伊良部島などの限られた海域に生息する海藻で、正式な和名は「クビレヅタ」といいます。 海ぶどうは海の長命草と言われ宮古島では昔から珍味として親しまれていました。
緑色の細い茎に小枝が多数分かれ、その小枝に直径2〜3mmの緑色半透明の小さな球状の葉が、果物のブドウの房のようになっていることから「海ぶどう」として親しまれています。 天然物は4〜10月、限られた地域でしか収穫できないのですが、養殖の研究が進み、ここ数年で年中収穫できるようになりました。 冬場は成長に3ヶ月かかりますが、水温の上がる5〜7月の時期は種付けから1ヶ月で収穫できるまで成長します。 それでも、海ぶどうは育てるのが難しく、日照時間など天候にも左右されやすいデリケートな海藻で、養殖の設備なども、まだまだモズクなどに比べると規模が大きいものではないので、常に大量生産というわけにもいかないのです。
形が果物のブドウに似ているということだが、その大きさ、ツブツブの感じから世界三大珍味のある食べ物を想像してしまいませんか?そう「キャビア」です。 なんといっても海ぶどうの魅力はあの不思議な食感。口に入れると、無数の粒がプチプチとはじけて、口の中を磯の香りがやさしく広がっていく感じはまさに美味、珍味!キャビアに負けず劣らず、すばらしい食材です。 その鮮やかなグリーンの色あいから別名「グリーンキャビア」とも呼ばれているのです。海藻の高級食材ですね。・・・といってもキャビアのように高いものではなく、お手軽に手に入れることができます。
とてもヘルシーな海ぶどうは低カロリーで栄養が豊富に含まれている自然食品です。 特にビタミンやカルシウム、鉄などのミネラルを豊富に含み、血圧の高い方など生活習慣病が気になる方におすすめです。 最近では小学生にまで生活習慣病が広がり始めているので、たまには変わった海藻の海ぶどうで子供さんのミネラルを補うのもいいですね。 ミネラルとは、人間の生理機能を補助する成分で、必要な量はほんの少しなのですが 、まったく摂らないと死んでしまいます。 貧血・疲れやすい・イライラする・忘れっぽい・むくみなどの症状がでたらミネラル不足かもしれません。
まだまだ全国的には認知度の低い海ぶどうですが、沖縄県内はもちろん、なんと県外からの需要が年々高くなってきています。 沖縄には、珍しく魅力的な特産品が多々ありますが、観光客の土産として買う商品に、海ぶどうが人気No.1という店が増えてきています。 また本土でも沖縄料理店が数多く増えていることで、海ぶどうを食べることができる機会が広がり、一度食べるとやみつきになってしまう人も多いでしょう。今では、土産として買って行った人やその噂を聞いた人など、個人の注文や問い合わせも増えています。